シェルター紹介

保護された犬や猫は、まず動物病院に直行して健康チェックと避妊去勢手術、そしてワクチン投与などを受けます。お腹にムシがいれば駆虫、その他怪我や病気の治療などが一段落して初めて、シェルターに入居となります。もちろんその間に、それぞれ個性的でぴったりの(?)名前をリーダーからつけてもらいます。(ちなみに、名づけはリーダーのみが許された特権なのです。)

シェルターでは、安全な室内でお美味しいご飯をもらいながら、人馴れや他の犬や猫とうまく付き合っていく方法を学びます。いろいろな気質の子たちがいますから、なかなか集団生活に溶け込めない子、のんびりした子、やさしく面倒見の良い子など、実に様々です。

まったりしたり、おいかけっこをしたりの気ままな毎日。もう二度とご飯を探してさまよったり、危害を加える敵から身を守ったり、暑さ寒さに体力を擦り減らす必要はありません。

そんな毎日を過ごしながら、自分だけの家族、愛情を独り占めできる飼い主さんとの出会いを待っています。

「おーあみ避難所」は、横浜市青葉区にシェルターがあります。

猫と犬のシェルターです。犬は福島原発20㌔圏内(旧警戒区域)から保護された子や、近県の保健所や多頭崩壊現場から救出された子がいます。また、こちらには、福島出身の猫以外にも、近県の保健所や愛護センターから引き出されたり、情報をもらって保護した地域猫なども暮らしています。

シェルターには白血病の子の隔離室があります。また、不幸にも重篤な病にかかってしまって目が離せない子は、集中治療室のようにリーダーの目の届くところで過ごすことが出来ています。乳飲み子の猫たちもまた、母猫や養母猫と一緒にリーダーの手厚いお世話を受けて元気な仔猫に育っていきます。

このシェルターに行くには、田園都市線(青葉台)または小田急線(鶴川)の駅からバスの便(乗車時間30-35分程)があります。また車でのアクセスもお薦めです。

 
おーあみ倉庫

ご協力頂ける方のガレージの一画をお借りして、倉庫として使わせて頂いています。全国各地からお送りいただいた支援品を仕分けし、シェルターに定期的にボランティアさんが届けています。

 
一時預かりボランティアさん

例外的に犬や猫を一時預かりのお宅にお願いすることもあります。

猫の乳飲み子を一定程度の仔猫に育つまでお預かりくださる「乳飲み子ボラさん」もいらっしゃいます。