犬や猫を見ていると、その愛らしい姿やしぐさがとてもかわいくて直ぐにでも欲しくなります。
しかし、可愛いだけではありません。生きている犬や猫は、トイレの失敗をしたり室内でマーキングをするかもしれません。大切なものは壊される、飛びつかれてきれいな洋服が汚される、食べ物を狙われて落ち着いて食事ができないなどなど。また、ペットフードやトイレ用品の購入、毎年の予防注射、病気になればたとえ医療保険をかけていても結構な診療費と薬代がかかります。
犬ならば雨の日も嵐の日も、暑くても寒くても毎日欠かさず散歩に行かなければなりません。保護犬や保護猫は過去の体験からなにか問題行動を持っている可能性もあります。よいことより大変なことの方が多いかもしれません。そして、どんなことがあっても、最後まで手放すことなく家族の一員として一緒に暮らし続けること。ある程度の体力、時間の余裕、経済力が必要です。
その全てを受け止めて彼らを愛することが出来ますか?動物を飼う前に、ご自分に問いかけてみて欲しいのです。
それでもやっぱり犬や猫を飼いたい!一緒に暮らしたい!
そう思ったら、ペットショップへ行くのではなく、是非保健所や愛護センター、愛護団体から保護犬、保護猫を引き取ることを考えてください。今このページをご覧になっているあなたは、きっとそう考えてネットで検索してこのホームページにいらしてくださったのですね?動物と一緒に暮らすことは、あなたに命の大切さに気付かせ、信頼と愛情の喜びをあたえてくれるに違いありません。
「おーあみ避難所」では、未来の本当の家族(里親様)との出会いを待つ保護犬、保護猫のお世話をしています。是非一度お見合いにいらしてみてください。
但し、私共から里親様にお願いしたいことを譲渡条件としてまとめました。私たちがお世話をしている保護犬・保護猫は、いずれもつらい体験をして生き延びてここにやってきた子たちばかりです。私たちは過酷な環境で命を繋いで救出された彼らに、もう二度と辛い思いをさせたくはないと心から願っていることをご理解ください。
◆犬の場合
◆猫の場合
◆その他必要なこと
◆ご参考 : 飼うまでに準備するもの、飼ってからかかる費用など
〇犬の場合(正式譲渡後、速やかに畜犬登録を済ませてください。)
準備するもの : カラー、リード、トイレ、ペットシーツ、サークル、クレート、フードボール(フード用、水用)、ドッグフード、お手入れ用品、迷子札、おもちゃ、など
かかる費用 : 毎年の狂犬病ワクチン注射(3,000~3,500円程度)、6-8種のワクチン注射(6,000~10,000円程度) 4-11月毎月のフィラリア予防薬の投与(1ヶ月1,500~2,500円程度) その他環境によって蚤ダニ予防薬の投与など。
〇猫の場合
準備するもの : 猫トイレ、猫砂、ベッド、キャリー、爪とぎ、フードボール(フード用、水用)、キャットフード、お手入れ用品、迷子札など
かかる費用 : 毎年のワクチン注射(6000円程度)
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一般社団法人 おーあみ避難所
第二種動物取扱業 代表 大網直子